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仙台四郎さん [縁起もの]

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今では、福の神として人々に知られている仙台四郎さん(1860年頃 - 1902年頃)


仙台四郎さんは、江戸時代末から明治時代に仙台に実在した人物で、この四郎さんが立ち寄る店が皆繁盛した事から、「福の神」と言われるようになりました。
いつもにこにこ顔の四郎さんが立ち寄る店は必ず大入り満員、商売繁盛となったとか。

四郎さんは、7歳の頃に川に落ちて流され、意識不明になった時から知能の発達が遅れたようです。
その後四郎さんは街を徘徊するようになり、箒が立てかけてれば、勝手に店の前を掃いたり、店先にひしゃくを入れたままの水おけがあれば、これまた勝手に水をまく。といった行動をとったそうです。

四郎さんが立ち寄る家や人々に福をもたらしたということで、
「福の神」と噂されるようになると、わざと店の前に箒を立てかけたり水おけを置き、四郎さんを招き入れようとする店が増えたそうなのですが、そのような下心のある店には寄りつかなかったという。いつの時代にもいますな。

直感的に自分を本当に歓迎してくれる店とそうでない店を見分けていたようです。
そして、歓迎してくれる店が繁盛したということらしいですよ。
貪欲な下心は、研ぎ澄まされた心にはいとも簡単に見破られてしまうものですよね。

この置物の四郎さんも、ニコニコと、良いお顔をしています。

人々に幸せをもたらす四郎さんの実話。
この笑顔を見ながら、ほっと、心が温まります。


仕事の合間に・・・
せっちー

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