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行動ファイナンス [つぶやき]

今夜は、都内某所にて九州を食す会に出席。
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馬刺しにレンコンもつ鍋、仕上げに久しぶりに日本酒をいただき身体がぽかぽか状態。
ついこの間までダイエットに励んでいたのにあらら・・・相変わらず長続きしない性格で、リバウンド街道まっしぐらです[たらーっ(汗)]

お酒を抜くには、ぬるめのお風呂にゆっくりつかるのが一番。
今夜は、日経新聞連載でおなじみ高樹のぶ子さんの「甘苦上海」をおともに長風呂決定!
(毎朝新聞では、ちょこちょこ読みでしたので改めてはじめからストーリーを追っています。)

甘苦上海〈1〉夏から秋へ

甘苦上海〈1〉夏から秋へ

  • 作者: 高樹 のぶ子
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本


そういえば、この「甘苦上海」。ストーリーの行方をマーケット関係者の間でも日々ウォッチしている方の多いこと。収録現場でも、「今朝の日経の甘苦・・・読んだ?」などと、話が飛び交っているのをたびたび耳にします。

マーケットの世界では人間の心理が投資活動や株価に影響するという「行動ファイナンス」理論という考え方があります。「行動ファイナンス」とは、人々は常に合理的に行動するとは限らないという前提で経済の現象や金融市場の動きを捉える理論です。つまり、人間は感情で動く生き物であって合理的な判断をいつもしているとは限らないという観点から経済やマーケットの動きを見つめようというものです。

たとえば、過去に、「作家の渡辺淳一氏が日経新聞に連載をはじめると日経平均株価が上昇する」というアノマリーがありました。実際、1985年連載の「化身」、1996年の「失楽園」、そして2004年の「愛の流刑地」が日経新聞に掲載された時には実際日経平均は上昇しています。
これを行動ファイナンス理論でひも解くとすれば、朝から、恋愛小説の非現実的な状況に引き込まれていくうちに脳内に高まる感情が湧きあがり、それが読者の積極的な行動に作用し、株価も上昇するということになるということなのでしょうか。

今回の「甘苦上海」の場合、
日経新聞に「甘辛上海」の連載が開始されたのは、昨年の9月30日。
それ以降の日経平均株価は現在10000円台前半で推移しているものの連載開始後の7000円台から8月31日高値10767円まで3000円以上の上昇を見せています。

渡辺淳一効果ならぬ、高樹のぶ子効果も同じようにひとくくりで解説できるものなのかどうかはわかりませんが日経新聞の渡辺淳一小説掲載と日経平均株価との相関関係は結構興味深いものがありました。

でも、株価の動きは買いたい人がいて売りたい人がいるただそれだけの話。偶然であっただけだ、といってしまえばそれでおしまいかもしれませんが。

勉強不足なのに、つらつらと書いてしまってすみません。

日本酒が効いてきましたので、また冷静になってから行動ファイナンスについては調べてみたいと思います。

おやすみなさい[やや欠け月]






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コメント 2

ぼんくらオヤジ

たしかに経済は理屈や理論じゃなくマインドで動きますからねぇ^^;
by ぼんくらオヤジ (2009-09-17 18:16) 

セッチー

ぼんくらオヤジさん☆そうですね、全てはマインドが動かしているような気がいたしますね。
by セッチー (2009-09-26 11:04) 

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