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中国発景気回復の流れ [株式・経済]

週末は気持ちよい陽気に恵まれました[晴れ]皆さんはいかがお過ごしでしたか?

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昨日、仕事帰りに立ち寄った目黒川。2週間前には満開だった桜の季節を越えて一面新緑の世界です。

さて、株式マーケットは、週末日経平均株価が米国株高を受け上昇するも、9000円の大台を超えられずに取引を終了。9000円近くでは戻り待ちの売り圧力が強いですね。テクニカル面でも高値警戒感が強くなってきていますが、一方外国人とみられる大量の買いが入ってきているところは支援材料。

海外といえば、中国の強さが目立ちます。中国本土、上海総合指数は上昇トレンド継続中。昨年11月4日につけた安値から47%の大幅上昇、先週13日(月)には2500ポイントと年初来高値を更新しています。中国本土の景気の底入れ感も一段と強まってきています。

中国の財政支出額は2010年までの2年間で4兆元(約57兆円)と過去最大規模。
財政支出の内訳は、安価な住宅建設の支援、農村インフラの整備、鉄道・道路・空港など交通インフラの建設、環境対策、原子力発電・風力発電・太陽光発電等代替エネルギーの推進、地震被害復興作業の加速等が主な柱となっています。
近いうちにも追加の景気対策も打ち出されるでしょう。

東京市場でも、鉄鋼・非鉄・開運・代替エネルギー関連など中国の景気刺激策の流れを受けた中国関連が値を上げる相場展開となっています。

先週、アメリカではオバマ大統領が高速鉄道開発計画(今後5年間で計50億ドルを追加投資)を発表していますが。これに加え、グリーン・ニューディール政策そして中国の景気刺激策など、これらは相場上昇要因として、今後中長期で投資を行う上では視野に入れておきたい材料。
かつて、アメリカのクリントン政権が打ち出した、情報スーパーハイウェイ構想がその後のIT相場をもたらしたように。




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コメント 1

マネー・ゲーム

決め手は中国ですね。
しかし
中国経済が成熟するにはまだまだ時間が必要です。
それまではやはり
米国が世界経済の中心であり、牽引役を担うべきだと思うのです。
そのためにも
オリンピックはシカゴで開催されるべきだと考えます。
日本が元気になっても限定的ですが
米国が元気になれば世界各国も元気になります。
今はとにかく米国をサポートすべきであり
東京開催はいろんな意味で、失策だと思います。
by マネー・ゲーム (2009-04-20 08:49) 

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